富士通ゼネラルの加湿除菌脱臭機「PLAZION DAS-303K-W」のレビューです。
○自動運転モードの静音性について
DAS-303K-W の風量調節には「自動」「弱」「強」「急速」とあり、「弱」が一番弱く静かで、「強」「急速」と切り替えることで風量が上がり運転音も大きくなります。
そして「自動」するとセンサーで風量を自動で調節してくれます。
ただ、この自動運転モードにしたときのノーマル時が「弱」ではない(そこそこの風量がある)ため、思ったよりうるさく感じる人もいるかもしれません。
(最初は初期不良かな?と思ったのですが、2台ほど確認して同じ動作だったので、そういう仕様なんだと思います)
価格コムなどのレビューで、静音性について「「弱」なら静かです」というニュアンスのコメントが見られますが、逆に言えば「「弱」にしないと静かじゃない」という意味合いもあるかもしれません。
これを解消するには、普段は「弱」にしておいて手動で「強」に切り替えるようにするか、「eco モード」をオンにすると「自動」でもかなり静かになるのでおすすめです。
なお、「自動」にしたときの風量や運転音(db)は付属の取扱説明書には書かれてませんが、カタログのほうには記載があり、やはり「弱」より大きい数値になっていました。
(eco モード時の記載はありません)
気になる方は公式のWebサイトからご覧ください。
○脱臭フィルターオートクリーン運転中に本体から出る音について
DAS-303K-Wは脱臭能力を維持するために、22.5時間運転すると1.5時間ほど脱臭フィルターオートクリーン機能(ヒーターで触媒を加熱分解する)が動作します。
その間は消臭機能がストップするので静かなのですが、たまに本体から「パチッ」「パキッ」みたいな音がすることがあります。
取扱説明書には「脱臭フィルターオートクリーン運転時に、温度変化によって内部から音が出ることがあります。室内の温度が低いときや、脱臭フィルターオートクリーン運転を途中で停止すると出やすくなります」とあるので、環境や固体で差があるかもしれません。
これについては対処法は無いですが、脱臭フィルターオートクリーン運転までの時間を変えられるので、一日のうち音が出ても気にならない時間帯に動作させるなどの工夫はできます。
(脱臭フィルターオートクリーン運転の最後のほうで音がすることが多い気がします)
○消臭能力について
触媒フィルタ、オゾン、プラズマイオンの効果で十分に消臭してくれます。
その分、最初はオゾンの臭いが気になったりするかもしれません。
○自動モード時のセンサーの反応について
自動モードで運転中は周囲の臭いなどに反応して風量を調節してくれますが、反応しやすい臭いもあれば、反応がにぶい臭いもあります。
(これは空気清浄機全般に言えますが)
例えば、隣の部屋のタバコの臭いが入ってきても反応しないけど、おならには即反応する、みたいな感じです。
これは脱臭能力とは別の話なので、弱モードでも強モードでも脱臭自体は出来ています。
○加湿機能について
未使用です。